化粧品工場が爆発?!

  • 2019.09.01 Sunday
  • 00:35

 

久しぶりのブログ更新になりました。

 

【今日は工場長のつぶやきです】

 

 

 

名古屋の化粧品工場で爆発!


化粧品の製造は化学品を取り扱います。
危険物や可燃物も多く保管しています。


製造時には加熱したり、化学反応させたりといった作業も含まれます。


私も以前、工場で製造に従事していたときに揮発性の原料を発火させてしまい、
火災報知器が作動して消防に連絡がいってしまったという事態も起こしました。


だから責任者には化学の知識または、知識&経験が必要なのですね。

混ぜてはいけないものを混ぜてしまったり、加熱してはいけないものを加熱して発火したり…

扱いはちょっとむずかしいものもありますが、

危険な原料も正しい使い方とミスのない作業で安全に化粧品が生産できます。


こういった事故を見かけるとあらためて気を付けなければと考えます。

 

 


小さな規模のペアブロッサムも危険がないか再確認してみます。

 

化粧品の販売名のつけ方

  • 2019.06.27 Thursday
  • 22:47

 

お客様から「化粧品販売名の付け方に決まりはありますか?」

というお問合せをいただきます。

 

今回はこの化粧品販売名の付け方についてです。

 

【化粧品販売名】

化粧品の販売名(商品の名称)は製造販売を行う前に届け出るきまりです。

当社は千葉県で製造販売許可を受けているので、

化粧品を新たに製造販売する前には、

千葉県庁の薬務課に化粧品製造販売届の届け出を行います。

 

この販売名はどんな名称を付けてもいいわけではなくて、

ルールに基づいて名前をつけなければなりません。

 

ペアブロッサムの『プラスリッチジェル』を参考に具体的にルールに照らしてみてみます。

 

◆既存の医薬品及び医薬部外品と同じ名称は用いないこと。

化粧品は医薬品や医薬部外品と区別するということから、

同じ名称をつけてはいけません。

 

『プラスリッチジェル』という医薬品や医薬部外品が登録されている場合、

化粧品の販売名に『プラスリッチジェル』という名称をつけることはできません。

 

◆虚偽・誇大な名称や、誤解を招くおそれのある名称は用いないこと。

製品の良さを基準を超えてアピールするような販売名はつけられません。

 

例:『プラスリッチスーパーミラクルジェル』など

 

 

◆配合されている成分のうち、特定の成分名称を名称に用いないこと。

 

例:『プラスリッチヒアルロン酸ジェル』など

配合されている成分の名称を販売名にすることはできません。

 

 

◆ローマ字のみの名称は用いないこと。

 

例:『PLUS RICH  Gel』など

ローマ字のみの名称は・・とありますが、 日本語表記が全くない販売名はダメです。

アルファベット、数字、記号等はできるだけ少なくすること。

 

『プラスリッチ Gel』なら大丈夫です。

『PLUSRICH ジェル』だと受理されないかもしれません。

 

できるだけ少なくという基準のため、目安は半分程度といわれています。

 

◆剤型と異なる名称を用いないこと。

『プラスリッチ ジェル』という販売名なのにパウダーだとダメです。

お客様を混乱させるような名称はダメということですね。

 

◆他社が商標権を有することが明白な名称を用いないこと。

これは当然ですよね。

ダメということはもちろん、商標権を有する会社さんに怒られます。

 

◆化粧品の表示に関する公正競争規約に抵触するものを用いないこと。

このルールに抵触することが一番多いです。

化粧品の効果効能の範囲を超えた販売名はつけられません。

医薬部外品にしか認められていない、美白等の効果を付した販売名もダメです。

 

例:『プラスリッチ 美白ジェル』 

 

◆医薬品又は医薬部外品とまぎらわしい名称を用いないこと

(例えば、○○薬、薬 用○○、漢方○○、メディカル○○、○○剤、アトピー○○、ニキビ○○、アレ ルギー○○、パックで「○○ハップ」等)

 

 

化粧品には【薬】の文字を付した販売名はつけられません。

医薬部外品の場合は【薬用】という文字が認められています。

 

【薬用化粧品】というのは医薬部外品のことです。

 

ペアブロッサムはお客様のブランドの化粧品製造にたずさわるため、

上記のルールをお客様にお伝えして、【販売名】を決めてもらっています。

 

 

長く愛着を持って販売してもらえるように、

あらかじめルールをお伝えして決めていただいています。

 

 

 

 

化粧品の広告表現、どこまで?!

  • 2019.06.13 Thursday
  • 17:26

 

化粧品の広告でよく見る表現。

これには厳密なきまりがあります。

 


 

<*マーク注釈付きの広告>

最近の広告では【*個人の感想です】などの注釈をよく見かけます。

化粧品の広告で使用できる効果の範囲が限定的なため、

使用者に感想を言っていただく際に必ずこの注釈が表れます。

 

化粧品の効果は定められている限定的な効果しか表現することができません。

 

表現してはならないのではなく、『化粧品には限定的な効果しかない』という前提です。

 

 

よく見かけるワードをピックアップしてみました。

 

【あきらかにNGなワード】

・痩せる

・若返る

・お金が増える

 

あきらかに怪しい広告には

『塗るだけで痩せる』などというワードが使用されて、

存在しない研究者が写真入りでコメントしています。これらは論外ですね。

 

 

【見かけるけどNGなもの】

・しわ、シミが消える

・アンチエイジング効果

・美白効果

 

よく見かけるのですが、

化粧品ではNGで、医薬部外品で使用されています。

いわゆる【薬用化粧品】です。

化粧品とは異なるカテゴリーで、効果が承認されているものです。

化粧品にはこれらの効果(シミ、美白、アンチエイジングなど)は認められていません。

 

 

<注釈をつけて使用されるワード>

一見問題ないのですが、必ず注釈が付きます。

 

・抗酸化力のある成分を配合 *1

*1 製品の抗酸化のため

 

特定の成分の抗酸化力は肌に効果があってはならないのが化粧品です。

したがって抗酸化力は製品に対して発揮しなくてはなりませんので注釈が必要です。

 

 

・浸透力に優れた成分が肌の奥まで届く *2

*2 角層まで

 

 

化粧品は角層までしか浸透しないのが前提ですので、

たとえ浸透力を発揮しても「角層まで」という注釈が必要です。

 

 

<広告の責任は製造販売元>

化粧品の製造販売業者は製品に関わるすべての責任があります。

製品本体だけではなく、広告にも責任を持たなくてはなりません。

商品を使ってもらいたい、知ってもらいたいという気持ちと、

広告のルールとの葛藤はこれからも続きそうです。

 

 

 

 

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