化粧品の広告表現、どこまで?!

  • 2019.06.13 Thursday
  • 17:26

 

化粧品の広告でよく見る表現。

これには厳密なきまりがあります。

 


 

<*マーク注釈付きの広告>

最近の広告では【*個人の感想です】などの注釈をよく見かけます。

化粧品の広告で使用できる効果の範囲が限定的なため、

使用者に感想を言っていただく際に必ずこの注釈が表れます。

 

化粧品の効果は定められている限定的な効果しか表現することができません。

 

表現してはならないのではなく、『化粧品には限定的な効果しかない』という前提です。

 

 

よく見かけるワードをピックアップしてみました。

 

【あきらかにNGなワード】

・痩せる

・若返る

・お金が増える

 

あきらかに怪しい広告には

『塗るだけで痩せる』などというワードが使用されて、

存在しない研究者が写真入りでコメントしています。これらは論外ですね。

 

 

【見かけるけどNGなもの】

・しわ、シミが消える

・アンチエイジング効果

・美白効果

 

よく見かけるのですが、

化粧品ではNGで、医薬部外品で使用されています。

いわゆる【薬用化粧品】です。

化粧品とは異なるカテゴリーで、効果が承認されているものです。

化粧品にはこれらの効果(シミ、美白、アンチエイジングなど)は認められていません。

 

 

<注釈をつけて使用されるワード>

一見問題ないのですが、必ず注釈が付きます。

 

・抗酸化力のある成分を配合 *1

*1 製品の抗酸化のため

 

特定の成分の抗酸化力は肌に効果があってはならないのが化粧品です。

したがって抗酸化力は製品に対して発揮しなくてはなりませんので注釈が必要です。

 

 

・浸透力に優れた成分が肌の奥まで届く *2

*2 角層まで

 

 

化粧品は角層までしか浸透しないのが前提ですので、

たとえ浸透力を発揮しても「角層まで」という注釈が必要です。

 

 

<広告の責任は製造販売元>

化粧品の製造販売業者は製品に関わるすべての責任があります。

製品本体だけではなく、広告にも責任を持たなくてはなりません。

商品を使ってもらいたい、知ってもらいたいという気持ちと、

広告のルールとの葛藤はこれからも続きそうです。

 

 

 

 

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